エルサルバドルはその西半分がマヤ文明圏の南東端にあたります。 オルメカ文明の影響を残す先古典期、土で大型建造物を築いて繁栄した古典期、 メキシコ中央高原の影響を受けた後古典期と、各時代にわたりマヤ周縁部の文明の痕跡を見る事が出来る 興味深い地域です。 有数の火山国で、度重なる噴火はマヤの社会に大きな爪痕を残し、マヤのポンペイと言われるホヤ・デ・セレン遺跡は世界遺産に登録されています。 2010年11月に初めてエルサルバドルのマヤ遺跡を訪問、 ホヤ・デ・セレンを始め、サン・アンドレス、カサ・ブランカ、タスマルの各遺跡を回ってきました。