(1. - Monumento 13 - El Caminante)
1.モニュメント13 「歩く人」 見学順路で最初に目にするモニュメントで、歩く人の右側に文字、若しくは記号が3つと左側には足跡があり、
足跡は「歩く」の文字記号と考えられます。
洪水被害で閉鎖されていたタバスコ地方考古学博物館が再オープンした際、新聞記事でこの1番の「歩く人」と下の方の24番の「モザイク‐仮面」が
保護目的で博物館へ移されたと書かれていました。 若しかしたら公園の方からは無くなっているか、レプリカに置き換えられているかもしれません。
或いは 2004年に既にレプリカだったかもしれません。 博物館にある「歩く人」は浮彫りが読み取れない位に風化してしまっています。
(2. - Monumento 87 - El Trono)
2.モニュメント 87 {玉座」 正面に何か彫られているようですが不鮮明です。
(3. - Monumento 5 - La Abuela)
3.モニュメント5 「老婆の像」 勿論後から付けた名前ですが、年齢、性別は老婆で良いのでしょうか?
(4. - Estela 3 - Estela Del Hombre Barbado)
4.石碑 3 「髭を付けた男の石碑」 顔がモンゴロイドではなく白人風に見えます。
(5. - Mosaico - Mascarón)
5.「モザイクの仮面」 写真は上下逆で、奥の通路から見るのが正解でした。 ジャガーの顔を表わしているようです。
(6. - Monumento 7 - Tumba)
6.モニュメント 7 「墓所」 マヤの埋葬の風習とは異なるようです。 左下は左横、右下は中の様子です。
(7. - Estaca de Columnas de Basalto)
7.「玄武岩の柱の杭」 境界線に石の杭を埋めたのでしょうか?
(8. - Monumento 3 - Cabeza del Joven Guerrero)
8.モニュメント 3 「若い戦士の人頭」 1.98m 自然の風化と人工的な破損の為、顔が大分崩れています。
(9. - Monumento 4 - Cabeza del Viejo Guerrero)
9.モニュメント 4 「老いた戦士の人頭」 2.26m 頭に被った兜は上からジャガーの鉤爪が3つ伸び、半開きの口の中に歯が4本見えます。
(10. - Monumento 66 - Cabeza Inconclusa)
10.モニュメント 66 「未完の人頭」 目、鼻、口が作りかけのようですが、未完か失敗作か?
(11. - Altar Cuadrangular)
11.「四角い祭壇」 顔の部分が大分風化していて表情がよくわかりません。
(12. - Altar 5 - Altar de Niños)
12.祭壇 5 「子供の祭壇」 洞窟から現れた人が子供を両手で抱いていますが、両脇に子供が二人づつ描かれ、生贄の子供と言う説
もあります。
(13. - Monumento 77 - El Gobernante)
13.モニュメント 77 「統治者」 統治者と名付けらただけあって頭被りもベルトもマントも立派です。
(14. - Altar 1 - Altar Felino)
14.祭壇1 「山猫の祭壇」 Felino は小型のジャガーでオセロット等を指しますが。
(15. - Altar 7 - Altar Tecolotes)
15.祭壇7 「フクロウの祭壇」 どれがフクロウなんでしょう?
(16. - Monumento 20 - Delfins)
16.モニュメント 20 「イルカ」 緑色の玄武岩で如何にも海のイルカの様にも見えますが…。
(17. - Monumento 59 - Altar de Jaguar)
17.モニュメント 59 「ジャガーの祭壇」 顔はジャガーのようですが、手は人のものです。
(18. - Monumento 56 - Mono Mirando El Cielo)
18.モニュメント 56 「空を見上げる猿」 手を後ろに組んで動きがあり、何ともユーモラスです。
(19. - Monumento 60 - Jaguar Niño)
19.モニュメント 60 「子供のジャガー」 頭でっかちで可愛いジャガーです。
(20. - Monumento 65 - El Contorsionista)
20.モニュメント 65 「アクロバット」 どうアクロバットなのか、今一つ…。
(21. - Fragmentos - 12 Piezas)
20.12個の断片 割れたり風化したり、不完全な断片が集められていました。
(22. - Monumento 78 - Cabeza Tatuada)
22.モニュメント 78 「入れ墨をした頭」 風化してあまりよく入れ墨が見えませんが…。
(23. - Altar 4 - Altar Triunfante)
23.祭壇 4 「勝利者の祭壇」 洞窟から姿を現す人の上にはジャガーの顔が彫られ、地面に這わした縄を掴みます。
祭壇と言うよりジャガーの敷き革を敷いて上に王が座った玉座との説もあるようです。
(24. - Mosaico - Mascarón)
24.「モザイクの仮面」 6番のモザイク仮面と全く同じに見えます。 こちらの仮面の方が博物館に移されたのでしょうか?
(25. - Estela 2 - Estela Del Rey)
25.石碑 2 「王の石碑」 手に王杓のようなものを持っています。
(26. - Cabeza 1 - Cabeza Del Guerrero)
26.モニュメント 1 戦士の人頭 2.41m ラ ベンタで最初に見つかった人頭で一番大きいものです。(17個存在するオルメカ人頭中で
5番目の高さがあります。)
(27. - Monumento 63 - Personaje con Estandarte)
27.モニュメント 63 「旗持ち」 下半分に横向きの全身像がありますが、上部に刻まれたのが旗?
(28. - Monumento 64 - Cabeza Hendida)
28.モニュメント 64 「窪みのある頭」 オルメカの雨の神は頭の上が窪んだものが多いですが…。
(29. - Monumento 64 - Cabeza Hendida)
29.祭壇 3 「会話の祭壇」 側面(写真右)で2人が会話しているようです。
(30. - Monumento 79 - La Silueta)
30.モニュメント 79 「シルエット」 シルエットですが、何のシルエット?
(31. - Altar 2 - Altar Erosionado)
31.祭壇 2 「風化した祭壇」 風化していますが、祭壇 5 と同じように子供を横抱きにしているようです。
(32. - Monumento 66 - Lapida con incisiones)
32.モニュメント 66 「切り込みのある石板」 横線だけで文字ではないようですが。
(33. - Estela 1 - Diosa Joven)
33.石碑 1 「若い女神」 女性は間違いない所ですが、どうして若いとわかるのか? 頭の上の彫刻は人頭像の兜みたいです。
以上、ラ・ベンタ遺跡公園に展示されているラ・ベンタからの石造物33点でした。
石造物巡りの最後にミニ動物園があり、ラ・ベンタの自然環境に共生した生き物を金網越しですが見る事が出来ます。 100Km 以上離れた
現地に行かずに、巨石人頭からジャガーやピューマまで見れるとても親切な遺跡公園ですが、蚊が多いので蚊除け対策が必要です。
オルメカ文明全体については
オルメカ文明のページ を参照ください。 一番古いサン・ロレンソの遺物が展示されるハラパ人類学博物館の
展示物もあります。